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【10秒で知る】羽生善治九段、前人未踏の公式戦通算1500勝達成

 

将棋の羽生善治さんが通算1500勝を達成したそうですが、どのくらいすごいことなのですか?

 

羽生善治九段の公式戦通算1500勝は史上最多の記録です。その他にも全7タイトル独占、タイトル獲得合計99期など数多くの偉業を成し遂げた羽生さんは、将棋界のスーパースターです。



 

 

羽生善治九段の通算1500勝」についてさらに知りたい方は、以下をご参照ください。

 

 

 

 

将棋界のレジェンド

 羽生善治さんは、1985年に中学3年生でプロ棋士となり、圧倒的な強さで将棋界の記録を次々と塗り替えてきました。人気・実力ともに当時の将棋界No.1で、現在の藤井聡太さんの活躍ぶりと重なります。

 1996年には、当時の将棋界にあった7つ(現在は8つ)のタイトル全てを獲得し、史上初の七冠独占を成し遂げました。その後、同一のタイトルを一定数獲得することで得られる永世称号永世名人、など)を7つ全てのタイトルで獲得する永世七冠も達成し、その栄誉を称えて国民栄誉賞を受賞されました。

 羽生さんは、まさに将棋界の歴史に名を残すレジェンド棋士であります。

 

羽生善治 - Wikipedia

 

 

 

「羽生世代」と呼ばれて

 当時の将棋界で圧倒的な強さを誇る羽生さんでしたが、決して羽生さん以外の棋士が弱かったわけではありません。

 羽生さんの同世代には、現在将棋連盟の会長を務める佐藤康光さん、十八世名人(永世名人)の資格を持つ森内俊之さん、史上初の竜王戦3連覇を成し遂げた藤井猛さん等、強い棋士がたくさんいて「羽生世代」と呼ばれていました。その中でも人気・実力が抜きん出ていたのが羽生さんでした。

 

 

 

 

最年少記録から歴代記録へ

 将棋の強さのピークは20代後半と言われているそうです。15歳でデビューした羽生さんは、次々と最年少記録を打ち立て、20代後半には前述の七冠独占などの栄誉を成し遂げました。

 そんな羽生さんも、現在は50歳を超えており、近年は全盛期ほどの成績を残せなくなっていました。2018年は27年振りに無冠となり、2022年には29期連続で在籍していたA級から陥落してしまいました。

 それでもなお、羽生さんの将棋に対する意欲は衰えておらず、2022年6月16日に行われた第81期順位戦B級1組1回戦で勝利し、史上初の公式戦通算1500勝を達成されました。

 

 将棋に限らず、どの世界にも年齢的なピークや衰えというものは存在します。勢いがある若いころは順調に成績を残すことができても、加齢により思うようなパフォーマンスや結果が残せなくなるのが世の常です。そんな自身の衰えに抗い、前人未到の偉業を成し遂げた羽生さんに、改めて敬意を表したいと思います。