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【10秒で知る】小中学生の減少が深刻化

 

文部科学省の統計データから、全国の小中学生の数が10年前と比べて約100万人少なくなっていることが分かりました。全国で約3万校あった小中学校も10年間で約3000校減少していたとのことです。

 

小中生、10年で100万人減少 346自治体は30%減少(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

 

 

 

「小中学生の減少」についてさらに知りたい方は、以下をご参照ください。

 

 

 

 

小中学生の数が大幅減少

 今回のデータは、文部科学省の統計データによるものです。詳細なデータについては、下記のリンクからご参照願います。

 

文部科学統計要覧(令和4年版):文部科学省

 

 小中学生の数、および小中学校の数について、文部科学省のデータを簡単にまとめました。

 

<小中学生の数の推移>

年度 小学生 中学生
1980 11,826,573 5,094,402
1990 9,373,295 5,369,162
2000 7,366,079 4,103,717
2010 6,993,376 3,558,166
2021 6,223,395 3,229,667

 

<小中学校の数の推移>

年度 小学校 中学校
1980 24,945 10,780
1990 24,827 11,275
2000 24,106 11,209
2010 22,000 10,815
2021 19,336 10,076

 

 小学生の数は中学生の数のおよそ2倍なのは、小学校は6学年、中学校は3学年だからでしょう。学校の数も同様で、小学校の数は中学校の数のおよそ2倍です。

 いずれにしろ、小学生・中学生ともに大幅に減少しています。この10年間で小学生は約70万人、中学生は約30万人減少しました。小学生に至っては、40年前に比べるとほぼ半分程度まで減少しています。

 学校の数についても、小学校・中学校ともに減少傾向にあり、特に小学校の減少数が顕著です。

 

 

 

質の高い学校教育を期待

 小中学生および小中学校の数が減少すれば、必然的に教員の数も減少すると考えがちですが、実際は少し異なるようです。文部科学省のデータを簡単にまとめました。

 

<小中学校の教員数の推移>

年度 小学校 中学校
1980 467,953 251,279
1990 444,218 286,065
2000 407,598 257,605
2010 419,776 250,899
2021 422,864 248,253

 

 中学校については教員数は減少していますが、小学校については、2000年度頃までに大幅に減少した後、近年は増加に転じています。小学生の数は大幅に減少し、小学校の教員数は増加しているということは、数字の上では、教員1人あたりにおける生徒数が少なくなることになります。これにより、教員の負担が減り、教育の質の向上が期待できそうですが、実情はどうなんでしょうか。

 最近でも、学校のいじめ問題、教員の体罰、教員の不祥事、教員の負担増、モンスターペアレンツなどなど、学校に関する問題が多数報じられます。単純に教員の数だけ確保すれば解決できる問題でもないようです。

 21世紀の課題と言われる少子化問題はとても深刻で、個人の努力だけではどうにもならないかもしれません。少なくなっている子どもたちにしっかりとした教育を施し、立派な成人に育ってもらうことは、私たちに課せられた義務だと思います。上述した学校問題が少しでも改善されるよう願っております。