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【10秒で知る】政府の景気判断「緩やかに持ち直している」コロナ感染拡大後初

 

政府は7月の月例経済報告において、国内景気を「緩やかに持ち直している」に上方修正しました。これは新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年3月以降で初めてとなります。

 

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政府、景気持ち直しと判断 コロナ拡大後初、消費改善(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

 

 

 

「月例経済報告」についてさらに知りたい方は、以下をご参照ください。

 

 

 

 

「月例経済報告」とは?

 月例経済報告とは、「日本政府の景気に関する公式見解を示す報告書」(三井住友DSアセットマネジメント様のHPより引用)のことを指します。

 下記に、新型コロナウイルスの感染が拡大する直前の、2020年1月からこれまで出された月例経済報告の景気に関する表現を一覧に示します。確かに「持ち直している」と断言するような表現はコロナ感染が拡大して以降では初めてですが、それよりもこうして一覧にすると、コロナ禍が非常に長く続いていることを改めて知らされます

 

2020年の月例経済報告の景気判断

年月 表現
2020年1月 景気は、輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している
2020年2月 景気は、輸出が弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増した状態が続いているものの、緩やかに回復している
2020年3月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、足下で大幅に下押しされており、厳しい状況にある
2020年4月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急速に悪化しており、極めて厳しい状況にある
2020年5月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にある
2020年6月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあるが、下げ止まりつつある
2020年7月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きがみられる
2020年8月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きがみられる
2020年9月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きがみられる
2020年10月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる
2020年11月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる
2020年12月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる

 

2021年の月例経済報告の景気判断

年月 表現
2021年1月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる
2021年2月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる
2021年3月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる。
2021年4月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる
2021年5月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している
2021年6月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している
2021年7月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している
2021年8月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している
2021年9月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、このところそのテンポが弱まっている
2021年10月 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、そのテンポが弱まっている
2021年11月 景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和されつつあるものの、引き続き持ち直しの動きに弱さがみられる
2021年12月 景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、このところ持ち直しの動きがみられる

 

2022年の月例経済報告の景気判断

年月 表現
2022年1月 景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、このところ持ち直しの動きがみられる
2022年2月 景気は、持ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さがみられる
2022年3月 景気は、持ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で、一部に弱さがみられる
2022年4月 景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、持ち直しの動きがみられる
2022年5月 景気は、持ち直しの動きがみられる
2022年6月 景気は、持ち直しの動きがみられる
2022年7月 景気は、緩やかに持ち直している

 

わかりやすい用語集 解説:月例経済報告(げつれいけいざいほうこく) | 三井住友DSアセットマネジメント

 

 

 

 

日本の景気は本当に「持ち直している」のか?

 コロナ感染拡大の「第7波」により、国内および各都道府県の1日の新規感染者数が記録更新するほど増えている昨今ですが、私の周りを見てみるととてもそのようには感じません。街中には人がたくさんいますし、駅や飲食店などもそこそこ混み合っています。「感染が急拡大している」といった緊迫感はまるで感じられません。(ちなみに、私は中部地方の田舎町在住です。)こうした点を踏まえると、確かに景気は良くなりつつあるのかもしれませんが、日本全体においてもそう断言できるのかどうか疑問は残ります。

 政府の景気判断が正しいのか否か、また、感染急拡大の最中での景気の持ち直し(つまり経済活動の活発化)が良いことなのか悪いことなのか。なんとも判断しづらい状況ではありますが、一日も早く感染が終息し、かつての日常に戻ることを願って止みません。