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【10秒で知る】修学旅行中の中3生徒がエンジン停止中のバスに懲罰待機

 

大阪府の中学校で、修学旅行中に女子生徒1人が男子部屋に一晩いたことが判明し、誘った男子生徒と共に約2時間、エンジンを停止させたバスに懲罰待機させられていました。教諭の指導法の是非が問われています。

 

エンジン停止バスに生徒2人を懲罰待機、体調不良に 大阪の中学(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

 

 

 

「中学生バス2時間待機」についてさらに知りたい方は、以下をご参照ください。

 

 

 

 

事件の経緯

 6月末、大阪府泉大津市の市立中学校で、修学旅行中の中学3年の女子生徒1人が、男子部屋に一晩いたことが判明しました。引率教諭は、この女子生徒と誘った男子生徒の2人を約2時間、エンジンを停止させたバスに懲罰待機させていたそうです。その後、生徒2人が頭痛などの熱中症とみられる症状を訴えたとのことです。

 バスはアイドリング禁止の駐車場に駐車していました。(つまり、エンジンをかけたまま駐車できない状況でした。)また、バスはエンジンは停止していたものの、窓やドアは空いていました。さらに、バスには引率教諭が付き添っており、生徒2人に飲料やおにぎりを与えたり、途中でバスの外に出たりしていたそうです。

 なお、この件は既に市の教育委員会に報告済みであり、7月15日付で校長を厳重注意処分としています。女子生徒の保護者が8月9日に府庁で記者会見を開いたことで、話題になっています。

 

 

 

難航する生徒指導

 この生徒が修学旅行中にルールを破ったことは事実であり、これについてペナルティはあってしかるべきだと思います。

 一方、ペナルティとして懲罰待機させられた生徒については、実際に熱中症の症状がみられたこともあり、生徒指導が適切でなかったと判断されても仕方がないことだと思います。生徒の命にも関わることであり、親御さんが心配するのも無理はありません。

 

 個人的には、わざわざ教諭が付き添いまでして生徒をバスに待機させ、飲料やおにぎりを与えたり、バスの外に出したりしていたことから、相当に配慮をした上での懲罰待機であったという印象を持ちました。

 しかしながら、炎天下の車内に閉じ込められた乳幼児の事件が多発している昨今において、一時的にも日中にバスに待機させる行為は、相当の配慮をしていたとしても、リスクがとても大きいです。命の危険があることはもちろん、仮に生徒が体調不良にならなかったとしても、後になって生徒や保護者から指導法の是非を問われかねません。

 できれば「バスの懲罰待機」以外のペナルティをするべきであったと思います。また、ペナルティの内容については、各学校で検討するだけでなく、例えば、教育委員会などできちんと精査して、ガイドラインを各学校に配るなどした方がいいと思いました。(もし、既にガイドラインが出来ており、そのガイドラインに「バスの懲罰待機」があるのであれば、ガイドラインを見直した方がよいと思います。)