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【ヤバくない?】千葉県君津市にある日本製鉄の製鉄所で基準を超える猛毒「シアン」が検出

 

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日本製鉄 基準超のシアン検出 3年前から県に報告せず 千葉 | NHK | 環境

 

ニュースの概要

  • 千葉県君津市にある「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」で、2022年6月から7月にかけて基準を超える猛毒「シアン」が相次いで検出される。
  • 日本製鉄の調査で、2019年から2022年までの3年間で基準を上回るシアンが少なくとも30回以上検出されていたことが判明する。
  • シアンは高炉で使用する水に含まれており、施設内の設備のトラブルなどで排水施設に流れ込んだとみられる。
  • これまでに健康被害の報告はなく、日本製鉄もすでに対策を講じ済みとのこと。

 

 

 

 

ポイント①:自殺の手段として用いられる猛毒シアン

 シアン化合物であるシアン化水素は、船舶や倉庫の殺虫目的で使用される他、メッキや冶金(やきん、金属の製煉・加工の技術)などの用途で用いられます。

 しかしながら、シアン化合物(青酸化合物)は自殺の手段として用いられることでもよく知られており、人体には猛毒です。工場でシアン排水をする際には、高圧加水分解法や電解酸化法などの手段で無害化処理しなければなりません。

 

シアン化物中毒 - Wikipedia

 

 

 

 

ポイント②:今後の影響については他人事ではない

 工場から漏れ出たシアンにより真っ赤に染まった川の様子はとても禍々しいです。魚の死骸も多数浮かんでいるようで、極めて危険な状況であると推察できます。工場周辺の漁港では心配の声が上がっているようですが、魚への汚染が広がれば、近隣住民のみならず全国の消費者にも影響が出るかもしれません。

 しかも、最近、日本各地で集中豪雨による河川の増水や浸水の被害が出ています。もしシアンの流出した川が氾濫して自宅まで流れ込んで来たら、と考えると身の毛もよだちます。

 甚大な被害が出る前に、原因究明と再発防止策の徹底が求められます。